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AGA(男性型脱毛症)

監修(執筆・文責など): さくまクリニック院長 医学博士 咲間 隆裕

AGAとは

AGAは「Androgenetic Alopecia」の略称で男性型脱毛症を意味し、男性ホルモンの影響により頭髪が薄くなる状態を指します。一般的には、思春期以降に発生することが多く、額の生え際や頭頂部の髪がどちらか一方、または両方薄くなる場合もあります。日本人男性全体の約3割に見られる一般的な症状であり、進行の防止には発症早期からの対策・治療が重要です。

AGAの原因

毛髪は成長し伸びる「成長期」(約6年~8年)、細胞分裂が停止し、毛髪の成長が止まる「退行期」(約2週間)、さらに毛乳頭細胞が活動を止め、成長を停止した毛髪が脱落する「休止期」(約3~4ヵ月)という3つの周期があり、これを毛周期と呼びます。
AGAは遺伝的、環境的な種々の要素が関わっているとされますが、主な原因の一つとして特定されたものに男性ホルモン、特にジヒドロテストステロン(dihydrotestosterone, DHT)があります。DHTが「成長期」の毛髪に作用し、「成長期」の期間を約数か月から1年という期間に短縮してしまうことが分かっています。成長期の期間が短縮すると、毛髪は長く太い毛に成長する前に抜けてしまいます。相対的に「退行期」、「休止期」の十分に育たない細く短い毛髪が多くなることで、全体として薄毛が目立つようになります。この男性ホルモンDHTによる毛周期の乱れが、AGAの原因なのです。

AGAの治療

そのため、AGAに対する対策としては(1)ジヒドロテストステロンの産生を抑えジヒドロテストステロンの影響から毛周期を守る、ことと(2)十分に育たない細く短い毛髪を正常の状態に戻すことが重要になります。
DHTは「テストステロン」と呼ばれる男性ホルモンが主に男性の前頭部、口ひげ周囲、脇周囲に存在する「5α還元酵素」(5αリダクターゼ)と呼ばれる酵素によって、DHTに変換されます。2005年12月に発売された「飲む育毛剤」プロペシア(フィナステリド)ならびに2015年9月に承認されたザガーロ(デュタステリド)は、 5α-還元酵素を阻害し、DHT(ジヒドロテストステロン産生を抑制します。 これにより「成長期を短縮する」作用を防ぎ、数年かけて毛周期の正常化をもたらします。また、毛髪の現状維持のために予防的に使用することも多い非常に重要な薬剤です。
一方、十分に育たない細く短い毛髪を正常の状態に戻すためには、効果的な発毛・育毛剤や抗炎症剤、ビタミン・ミネラル類、外用薬等により、積極的な発毛・育毛治療を行います。

~AGA治療薬 プロペシア(フィナステリド)とザガーロ(デュタステリド)の違い~
5α-還元酵素にはI型とII型があります。プロペシアの主成分であるフィナステリドは5α-還元酵素のII型のみを阻害するのに対して、ザガーロの主成分であるデュタステリドはII型に加えてI型をも阻害します。
よってII型のみを阻害するフィナステリドよりも、I型とII型の両方を阻害するデュタステリドのほうが発毛効果はより高いと考えられており、プロペシアであまり効果が得られなかった方も治療効果に期待がもてるようになりました。

料金について

初診料 3,500円 再診料 1,500円

フィナステリド錠1mg 28錠(1か月分) 5,000円(税込)
デュタステリド錠0.5mg 30錠(1か月分) 7,500円(税込)

※院内処方可能なAGA治療薬(5α還元酵素阻害薬)はすべてジェネリック医薬品となります。

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