尿道炎
監修(執筆・文責など): さくまクリニック院長 医学博士 咲間 隆裕
尿道炎とは
尿道炎は排尿した時の痛みと尿の通り道である尿道の先(尿道口)から分泌物が出てくる疾患です。
尿道炎の原因
尿道に病原菌が感染し、炎症が引き起こされます。尿道炎のほとんどが性行為や性行為に類似した行為により起こりますが、尿道炎すべてが性感染症(性病)であるとは限りません。いわゆる一般細菌や薬剤、機械的刺激などよっても尿道炎のような症状を起こすこともあります。一般に淋菌による尿道炎を淋菌性尿道炎、淋菌性尿道炎でない尿道炎を非淋菌性尿道炎にわけ、非淋菌性尿道炎のうちクラミジア・トラコマティスが検出される尿道炎をクラミジア性尿道炎、淋菌・クラミジアともに検出されない尿道炎を、非クラミジア性非淋菌性尿道炎と呼びます。
尿道炎の診断
尿検査を行い診断することができます。また、分泌物を採取し、原因菌を検査します。
尿道炎の治療
一般的な場合は抗生剤、原因によっては抗ウイルス薬による治療を行います。
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