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腎盂尿管がん

監修(執筆・文責など): さくまクリニック院長 医学博士 咲間 隆裕

腎盂尿管がんとは

腎盂は腎臓内で作られた尿を集めて尿管へと送り出す役割を担う臓器です。尿管は腎盂と膀胱をつなぐ管で、腎盂から送られた尿が膀胱に到達するまでの通り道となります。腎盂尿管がんはこれら腎盂と尿管の内側をおおう尿路上皮細胞ががん化することで発症します。発症者の男女比は約3対1で、特に50~70歳で発症率が高まるなど、男性の高齢者に発症しやすい傾向も認められます。

腎盂尿管がんの症状・診断

腎盂・尿管がんは早期の段階ではなかなか症状があらわれません。最も多い症状は目で見てわかる血尿(肉眼的血尿)です。腫瘍で尿路がつまると脇腹の痛みや下腹部痛が起こることがあります。
腎盂尿管がんも腎細胞がんと同様に、超音波検査やCT検査によって偶然に発見されるケースもあります。早期発見のためにはこうした検査を定期的に受ける機会を作ることの必要性が高まってきています。

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