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急性(細菌性)前立腺炎

監修(執筆・文責など): さくまクリニック院長 医学博士 咲間 隆裕

急性前立腺炎とは

前立腺は尿を一時的にためておく臓器である膀胱のすぐ下にあるクルミぐらいの大きさ(成人で約20ml)の臓器で、精嚢(せいのう)と一緒に精液をつくる役目を果たしています。そして、この前立腺の真ん中を通っているのが尿道です。また前立腺は膀胱の出口の開け閉めにかかわり、排尿のコントロールにも関係しています。

急性前立腺炎の原因

急性前立腺炎は尿道から入ってきた細菌が前立腺に感染して起こります。

急性前立腺炎の症状

排尿後に熱感や痛み(排尿時痛)や残尿感,頻尿症状などを認めます。尿は濁り,血尿や尿道から膿が出たりします。高熱を伴い,食欲不振などの全身症状を起こすこともあります。 年齢に関係なく発生しますが、前立腺肥大症を合併して発症することも少なくありません。

急性前立腺炎の診断

尿の中の細菌や白血球の有無を検査します。必要に応じて血液検査を行います。肛門から指を入れて,前立腺を触診(直腸診)すると、腫大した疼痛・熱感と伴う前立腺が触れますが急性期に前立腺を触ると悪化するケースがあるので行わないこともあります。

急性前立腺炎の治療

高熱で緊急を要する場合,入院が必要となります。点滴を行い,細菌に有効な抗生剤を使用します。症状がそれほど重くない場合は、経口薬を服用し、外来でも治療することもあります。

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