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ED(勃起不全、勃起障害)

監修(執筆・文責など): さくまクリニック院長 医学博士 咲間 隆裕

EDとは

正常な勃起のためには陰茎海綿体に血液が十分に充満し、維持できることが必要です。 しかし、さまざまな要因によって、性交時に十分な勃起が得られなかったり、維持できず満足な性交ができない状態を「ED(勃起不全、勃起障害)」といいます。日本国内の統計では軽度のEDを含めると1800万人といわれ、3人に1人がEDという割合になり、 特に高齢になるほど増加し60歳以上では2人に1人がEDといわれています。

EDの分類と原因

EDは、血管や神経の障害による器質的EDと精神的ストレスなどによる機能的ED(心因性ED)に大きく分類されます。 血管の障害原因として加齢、喫煙、メタボリックシンドローム(高血圧症、高脂血症、糖尿病など)などがあげられます。神経の障害原因としては脊髄損傷、糖尿病、骨盤内手術などです。 機能的(心因性)の原因としてはストレスやプレッシャーなど精神的な問題があげられます。

EDの診断

国際勃起機能スコア(IIEF)などを用いて、診断します。

国際勃起機能スコア(IIEF)の自己診断ツールはこちら

EDの治療

一昔前のEDの治療はとても困難でした。内服で有効なものはほとんどなく、治療自体は、真空装置を使ったり陰茎に薬剤を注射したり、外科的に植え込み手術をするなど、限られた医療機関でしか行えないものでした。 しかし、ED治療薬バイアグラの誕生を期に、ED治療が簡便になり、 現在、バイアグラ、レビトラ、シアリス(各ジェネリック医薬品)が用いられます。 いずれも、個人差はありますが、その有効率は70から80%くらいです。

※網膜色素変性症、重度の肝障害、低血圧症、硝酸剤内服中の方には処方できません。

ED治療薬の特徴​

 

バイアグラ

(シルデナフィル)

レビトラ

(バルデナフィル)

シアリス

(タダラフィル)

   


写真は5mg


写真は20mg

作用発現までの時間

1時間

1時間

2時間

作用持続時間

1~4時間

1~4時間

2~36時間

食事の薬効への影響

低下

高脂肪食で低下

ほぼなし

低用量

25mg

5mg

5mg

中用量

50mg

10mg

10mg

高用量

なし

20mg

20mg

 

当院におけるED治療薬の外来処方

当院では、ED治療薬の処方および処方に関する検査などは自費で取り扱っております。EDの原因について問診後、服用に問題がなければ診察室で医師から直接手渡しいたします。通常は行いませんが、症状によっては心電図検査などが必要になる場合がございます。

料金について

初診料 3,500円 再診料 1,500円

シルデナフィルOD錠50mg(バイアグラのジェネリック医薬品) 1錠 900円
タダラフィル10mg(シアリスのジェネリック医薬品)  1錠 900円
タダラフィル20mg(シアリスのジェネリック医薬品)  1錠 1,100円
バルデナフィル20mg(レビトラのジェネリック医薬品)  1錠 1,100円

※院内処方可能なED治療薬(PED5阻害薬)はすべてジェネリック医薬品となります。

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