東京都練馬区光が丘3-9-2 光が丘IMAクリニックモール内

お子様の排尿トラブル

おちんちんやおねしょのお話(こどもの泌尿器科)

包茎のお話 ~こどもはみんな包茎~

亀頭部が、かわ(包皮)に覆われた状態を包茎といいます。息子さんが包茎だと気にされるお母さんが多いようですが、思春期前の子どもは、ペニスの先端(亀頭)包皮で覆われている状態が普通です。しかし、かわ(包皮)の中も普通の皮膚と同じようにあか(垢)がたまってきます。これを洗わないでいると、汚い手で触ったりした時にばい菌が入り炎症を起こし赤くはれてきます。(亀頭包皮炎)このため、かわ(包皮)をむいて中を洗わないといけません。

一方、手で包皮を反転させようとしても亀頭部が出てこなかったり、まったく見えないものを真性包茎といいます。このまま成長してしまうと大人になっても包茎のままで、手術をしなければならなくなります。真性包茎のお子様に対しては、かわ(包皮)が、簡単にむけるようになる排尿方法の指導と副腎皮質ホルモンの外用療法を行っています。時間はかかりますが、痛みの少ない治療です。副腎皮質ホルモン軟膏をぬることで副作用を心配される様でしたら、ご心配はいりません。外用する薬は、量も少なくまた外用する期間もせいぜい1、2ヶ月のためほとんど副作用は認めません。

おねしょ(夜尿症)

おねしょとは、夜間に寝ている間に無意識のうちに排尿してしまい、布団や寝具をぬらしてしまう状態をいいます。赤ちゃんは毎日おねしょをしています。1歳を過ぎると少しずつ尿意がわかりだし、尿意を告げることが出来るようになってきます。昼間のオムツがはずれ、夜間のオムツもとれるようになっていきます。3歳では約60%、5歳で約80%の子供でおねしょがなくなります。6~7歳(小学校入学後)を過ぎてもおねしょをすることを夜尿症といいます。

夜尿症の罹患率の目安

幼稚園年長時

約15%

小学校3年生

約8%

小学校5~6年生

約5%

夜尿症の多くは自然軽快していくことが多く、また夜尿が身体に悪影響を及ぼすものでないことから、放置されることが多い病気です。しかし、夜尿症のため学校行事に参加できなかったり、子供さんが自分に自信を喪失し、心理面、社会面、生活面に様々な影響を与えることがあります。なるべく早く治療を行って、少しでも早く治してあげることが必要ではないかと考えています。

夜尿症の診断

当院では夜尿症の診断で以下の検査を行います。夜尿がある子供さんの5~10%程度に夜尿症以外の病気がみつかることがあります。その他に問診、昼間の排尿記録、夜尿日記をつけてもらい、主な夜尿症の原因をつきとめます。

尿検査

尿浸透圧や尿比重の検査を行います。また尿に蛋白や血液成分が含まれているかどうかをみます。

血液検査

造血機能、肝臓、腎臓等に異常がないか血液検査でチェックします。

尿流率測定

便座一体型の尿流測定装置で排尿することにより、尿の勢いを調べます。尿流曲線や尿流速度を分析し、膀胱機能を評価します。

超音波検査

夜尿症以外に病気がないか調べます。また排尿後の残尿量を測定します。

夜尿症の治療

おねしょの治療にとって、生活指導はとても大切です。まず起こさず、怒らず、焦らずの3原則を守りましょう。それに加え規則正しい生活(夜更かし、寝坊をしない)、水分摂取リズムの調整、冷え症状への対応、昼間のおしっこ我慢訓練等を指導しています。生活指導で改善しない場合、小学生以上には夜尿症の原因に合わせて薬物療法やアラーム療法を行います。

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